どうして「ホライゾン」なのか?
作者様のコメントにあるように「ライトノベル」で「青春」。 そこになぜホライゾンという超常的な存在が必要なのかを、ずっと考えながら読んできました。 39ページ目まで公開された時点で考察しています。 できれば、それぞれの読者さんごとに各々の解釈に至っていただきたいので、これは作者様に届けば十分です。 「自分の考えも相手の考えも全部が繋がって同じになる」(37ページ目より) その状態を指す言葉が水平線(ホライゾン)なのでしょうか。 その「ホライゾン」について「そうであればいいのに」という考えと「そうでない方がよい」という考えとの間を、時によって、あるいは相手によって行き来する気持ち。 そこに強く「青春」を感じます。 現実であれば、どんなに望んでも辿りつけない境地。あるいは背を向けても距離をとろうとしても逃れきれない考え方。 そんな「ホライゾン」が、もし機構として実在したら。少年少女たちがそこに至れる状況が存在してしまったら。 そんな物語なのではないかと、考えました。 深く深く創り込まれた設定が巧妙に組み上げられた青春の物語、 引き続き連載を楽しみにしています。
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感想ありがとうございます!!!!!!! なぜホライゾンが必要だったのか?言語化が難しい所ですが僕自身しなのさんの考察でストンと来る部分も多かったです。 これを目にする方々にも共有しやすく指標をおけば「エヴァンゲリオン」や「ぼくらの」など少年少女に世界の命運を左右するロボットという掛け合わせは古くから存在している気がします。 ホライゾンの概念は現代の集合知の極点の一つの可能性だとも思います。あるいは過去、あるいは未来なのかも知れません。 他我と自我には絶対的な隔たりがあります。それを越えることは現実的には不可能なのかも知れませんが水平線上でわずかに交差する瞬間がある。たとえそれが勘違いであった
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