【コメント】

Phantom Cat

この作品が超妄コン「お父さん」にて「入賞」に選出されました！ https://estar.jp/novels/25677390 これはもう本当にびっくりです…正直、こんなガチなSFがここまで評価されるとは思ってませんでした…いや、だって本筋とあんまり関係ないのにイオンエンジンとかスイングバイとかの原理説明しちゃってるし… これまで３回ほど佳作になってますが、そこからさらに上を目指すとなると、やはり文学的表現のスキルが必要になるかな、と個人的には思ってまして、でもそういうの苦手っていうのも自覚してて、まあいいや、って開き直ってたんですよね。で、今回もそんなところは全く目指すことなく、それどころかむしろ完全に逆方向に突っ走って科学考証に傾倒してしまったのですが…それが入賞とは…わからんもんです… 以前も書きましたが、今回はスタニスワフ・レムの「ソラリスの陽のもとに」みたいな話が書きたかったんですね。実際、大気が意志を持つとか、亡くなった人が登場するとかは「ソラリス―」の影響が大きいです。ストーリーはかなり違いますが。タイトルも最近「復活の日」「日本沈没」で再び脚光を浴びている小松左京の「さよならジュピター」のもじりですし、クラークの「2001年宇宙の旅」についてはもうあからさまに作品の中に登場させてますし…こんなふうにいろいろオマージュが炸裂してて、果たしてSFに興味の無い人にとってはこの作品どうなんだろう、と訝しんでましたが…図らずも注目されることになってしまい、戦々恐々としております… お読み下さった皆さん、ありがとうございました！

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