環 旅斗

期待のルーキー下村稔成は、ヘタレだった?!
「あぶさんと呼ばれた男」は心に残る大作でした。 いや、でした、じゃないですね。続編、期待していますから。 その大作に、若く今後が期待される新人として登場した下村稔成――。 彼に実は、こんな過去があったなんて……。 「風薫る秋」とともに「あぶさんと呼ばれた男」のサイドストーリー的な作品ですが、それぞれ単体でも充分読み応えがあり、じっくりと味わうことのできる良作です。 そして、全作品を読むことによって、楽しさ、感動は更に大きく膨らんでいく……これは、本当に素敵な感覚です。 まるで、大河ドラマのよう……。 何よりも驚かされるのは、野球にしろ駅伝にしろ、その場面の臨場感の凄さ。 目の前で好勝負が繰り広げられているかのような、見事な描写力には脱帽ですね。 もちろんそれだけではなく、個性的な登場人物達が織りなす数々の人間ドラマが、また、胸を打ちます。 南洋の街を中軸におくt@keさんの物語世界、これからもますます広がっていくことを期待しています。
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ありがとうございます。 スポーツ場面を描いた時、読んでいただいて “ 臨場感が凄い ” って言っていただけると本当に嬉しいです。 もうそれだけで報われた気持ちになります。 連載中、ペコメにそれを入れて戴いたりすると、もうノリノリになりますしね。 いつも感謝感謝です。 このあと連載を再開する「風薫る秋」にも気合が入ります。 「Bull」も9月1日完結という事で、少し寂しい気持ちですが、最後までハラハラドキドキを堪能させていただきます。 コメントありがとうございました。
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返信ありがとうございます。 今ひとつ気づいたことは、すべての作品において人物達がしっかり書き込まれているというところ。 それがあってまた、スポーツ場面にも、そして物語全体にも厚みが出てくるんですね。 風薫る秋……楽しみにしています。
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