昭島瑛子

Twitterでとのさんの「コンテスト落選続きでどうやってメンタルコントロールするか」という質問へのリプライで、「たった数人に評価されないだけで小説を辞めるのはあまりにももったいない」と書きました。 私自身が「たった数人に評価されないだけで小説を辞めそうになった」話を書いておきたいと思います。 私は2015年に受賞作が刊行され、それ以降ずっと2作目を出すために小説を書き続けていました。 私がこの5年に「たった数人」から受けた評価は「ストーリー性がない」「読んでも何も残らない」「出版は難しい」でした(この評価を受けた作品に『レンコンラジオ』が含まれます) いつまでも2作目が出せない自分が不甲斐なく、2作目を楽しみにしてくれる方々にも申し訳なくて「もう昭島瑛子を消滅させたい」と何度か思いました。 現在、エブリスタでたくさんの方に小説を読んでいただき、あのとき辞めなくて本当によかったと思っています。 ちなみに、私が書き続けられている理由は「次に書きたい作品が浮かぶから」です。 小説以外にやりたいことがあるから辞めるならともかく、「受賞できないから」「評価されないから」という理由で辞めてしまうのは本当にもったいないと思います。
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あらゆることをご経験したうえでのお言葉、とても重みがあります。噛み締めます。
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メッセージ読ませて頂きました。 まだまだ筆を折るつもりなんて全くありませんが、もし今後そう思ってしまった時、昭島さんのこのお話を思い出します。 昭島さんとしては、この話は皆に言いたいものではなかったのかもしれません。 それでも伝えることを選んで下さり、そしてそのお陰で私は勇気を頂きました。 これからも頑張りたいと思いました。 昭島さんと出会えて良かったです。 本当にありがとうございました。
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読ませていただきました。 初めて出版された方のそういった苦悩を知りました。 おそらく、かなりキツイだろうなと、読むだけで分かります。 わたしもエブリスタで救われました。ずっと公募に挑戦し、孤独に落ち、もう辞めようとしてエブリスタにあげました。 今では、日々ありがとうの気持ちです。10年前のアマチュア作家さんは読まれることすらなかったでしょうし。幸せだと思います。 チャンスもたくさんあるし、どんどん前を向けますし。
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一度は筆を折って、十何年かぶりに軽い気持ちで執筆を再開しました。 新作セレクションにすら落ちてばかりですが、それでも読んでくださる方々がいて、それが書くことのモチベーションになっています。 わたしの書きたいもの、生来的な文章・文体、これもエブリスタの運営・編集の方にはもう合わないものだと。 こちらも、いわゆるウェブ小説に寄せるつもりはあまりないので、おあいこといったところでしょうか。 ちなみにわたしは一篇書くと、次の案がなかなか出てきません。 一篇書いて、次に書きたいものの案が出るまで時間がかかります。 実は小説に愛されていないのかもしれませんね。
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蜜原さんはエブリスタが評価できるレベルを凌駕しているんだと思います。 monokakiの王谷晶さんの「テーマってなんですか?」に書かれていることが蜜原さんに合うと思います。 小説は読みやすくてわかりやすいものだけじゃないんです。 私はわかりやすいものを心がけて書いていますが、独特の世界を構築している純文学(蜜原さんの作品のような)を読んで圧倒されると「わかりやすさがなんぼのもんじゃい! 小説は芸術なんだ!」という気分になります。 次の案が次々に出ないのも、芸術ですから仕方ありません。
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力を頂きました。ありがとうございます。
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