読ませていただきました! 過去のトラウマに囚われた主人公アランと彼を心配する仲間達、謎の男に詐欺、そしてドラゴン。 不穏な空気を残しつつ、それでも前に進みたいと足掻く主人公がどう変わっていくのか。 とても興味を唆られる作品だと思います。 イドさんが気になっているところを亀さんなりに考えてみました。 1.ここが作品が微妙になっている原因では?という点 こちらはイドさん自身も言っている様に展開がゆっくりだから、読む人によっては冗長と思われる可能性があると亀さんも思いました。 謎の兜男やドラゴン詐欺の老人とのやり取りを少し削ってしまってもいいんじゃないですかね? 謎の兜男の場面、5ページ使ってるのを3ページくらいに縮められませんかね? アランがどれだけ兜男に不気味さと恐怖を感じたか伝えたいんだとはわかるつもりなんですけど、さすがにちょっと長ったらしく感じてしまいました。 詐欺師の老人とのやり取りも同様で、サラの魔力媒体の説明とかは最低限に済ませても大丈夫なんじゃないかなって。 もしも後でその魔力媒体が登場したとしても、その頃までこの説明を覚えてる読者って決して多くないと思うんですよね。 その時にきちんと説明すればいいんじゃないかと思うんですがどうでしょう? 2.排除した方がいいという点 排除というか、魔力媒体と同じく後回しにしてもいい部分ってあると思います。 例えばザックスとバドールのアランに対する心情の違いとか。 ザックスがアランをわざと試して、バドールがそれに気づいてたって描写ありましたよね? あんな感じで、地の文で説明するよりもセリフや態度で違いを出すエピソードを少しずつ散りばめる演出の方が展開がダレずに進むんじゃないかと。 言うは易し行うは難しで傍観者の無責任発言と思われるかもですが。 3.ここを伸ばした方がよかったのではorこういうところを出すべきではという点 確かに主人公の心理描写はちょっと長いしトラウマになるくらい暗いモノですが、それでも前に進みたいと足掻くアランに好感は持てるし、仲間達が心配して甘やかすのも分かるんですよね。アランの情に脆い所も長短両面あるけど人間らしくていいと思いますし。そこを長所として出していったらいいんじゃないかなって思いました。 以上 長文になりましたが 読ませていただきありがとうございました!
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とてもためになる批評をありがとうございます! 自分でも薄々気付いていたところがはっきりと具体的に分かるようになり、方向性を打ち出すことができました。まずは1話あたりを15000~20000字くらいと上限を決め、ダレないよう1ページごとに「どのくらい話が進んだのか」をメモして管理していこうと思います。 特に、魔力関連の「後から出てきても覚えてないのでは?」は、 本当にその通りだとはっとしました。このシーンは何ページ以内で、と区切りをつける癖をもっとつけようと思いました。 また、描写に力を入れるあまり話が進まなくなる悪癖で、具体的にどこのページのあたりが、とご指摘いただき本当に助かりました。
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返信ありがとうございます。 自分一人だと気づけない事・第三者の視点だからこそ気づける事は往々にしてあると思います。 微力ではありますが、その気づくきっかけとなれたのであれば同じ書き手の一人として喜ばしい限りです。 また機会があればよろしくお願いします。 こちらこそありがとうございました! (返信は不要ですのでお気遣い無く!)

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