碧桜 詞帆@🔰

幻想的で美しい世界観の中で語られるのは、熱い思い.。.♡*゜
はなさんはいつも、8000字という文字制限がある中で、目を剥くような題材と設定のチョイスによる、無限の可能性を秘めた素敵なストーリーを書かれますね…!✨ 今回の星も夜空に浮かぶ星々だけに留まらず、「星の涙」と呼ばれる湖の中で光る「星の石」や光る湖を「星の海」と名付けられ、そこで行われる「星の結婚式」による「星の祝福」…。星の導きに感謝と愛を宣言し、共にいる約束をする誓いの言葉は、まるで詩のように美しくて。✨ 実琴さんが『ディズニー映画を観たような』とおっしゃっていたのも、激しく同意でした。この字数にこれほどの世界観を作り込んで書き落とすことは、相当の技術が必要であるように思います。本当にうっとり酔いしれるほど美しい世界でした!✨ そして、その中で語られる、愛と情熱はものすごい熱量でした! 自分の心の傷や羞恥心を横に置き、姿も知らぬ花嫁の花嫁衣装の制作を優先する、その情熱。そして誇り。「一年前の火事で灰となった感情がよみがえり、全身を駆けめぐる」「「怪物が作ったからひどい花嫁衣裳」だなんて誰にも言わせない」の文は読んでいて特にセレスタインの胸の内にある誇り高く、燃え上がるような強い思いを感じ、どんどん物語に引き込まれていきました。 後遺症で吃音症になってしまったことも、カイトとの結婚式の再会時に、すらすらと言葉が出てきて、心の距離を語らずも表現されていて、もう読者としては本当に「良かったねっ…!」と涙ものでした。 カイトも素敵な名言ばかりでした。「声の大きな者は勝者となる」「決しておじけづくな。彼らの言葉を鵜呑みにして自分を蔑めば、きみは破滅する」は、本当に力強く、胸に真っ直ぐ響きました。 セレスタインの花嫁をお祝いする気持ちの詰まった最高の作品で、セレスタイン自身を花嫁として迎えたいカイトの思いも、尊いほど美しく、そこにはきっとセレスタインという女性に対する尊敬と憧憬が混ざり合った、カイトらしい敬愛があるのでしょうね…✨ セレスタインが自身のために作った衣装も、それを着たセレスタインも、星々が祝福する2人だけの結婚式も、本当に素敵でした。 素敵なものは誰かの胸を打ちますね。1年前の結婚式でカイトがそうだったように、私もこの作品を読ませていただき、胸を打たれました。 今回もとても素敵な作品をありがとうございました!(*´˘`*)♡
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詞帆さん、お返事が遅くなって申し訳ありません!コメントありがとうございます! 読んでいただけるだけも嬉しいのに、ここまで深く作品を考察してくださったことに感服いたします……! たくさんの感謝を伝えたいのに、相変わらずの語彙力で申し訳ないです。 プリンセス・トリッシュに続き、最早ひとつの作品と言っても過言ではない詞帆さんの文章に何度も感動いたしました! 本当にありがとうございます!!嬉しくて興奮しっぱなしです!! 文字数制限にはいつも頭を悩ませていますが、制限があるからこそ伝えたいことを凝縮する作業が少しずつ楽しくなってきたところです! とは言いつつ、もっと短くて上手い表現があるのではないかと
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