紅屋楓

青春活劇!
該当部分の3章から5章を拝読いたしました。 昔から歴史ものが好きで、特に幕末や新撰組が好きなのでどんな物語なのかドキドキしながら読みはじめました。 Web上の作品では開始時点ですでに京にいることが多かったように思いますが、本作は試衛館の頃から始まるところが新鮮でした。皆まだ若くてなおさら眩しいですね。 作者さま自身、とても楽しんで書いていらっしゃるのではないかなぁ? と感じていました。また当時の文化や剣術についても名称だけでなく、内容も詳しく書かれていました。注釈が入っていて分かりやすく、勉強になりました。文体も硬すぎず、歴史ジャンルにあまり馴染みのない方々も読み易いと思います。 沖田さんを唸らせる葵ちゃん、さすがですね! あんなふうに刀をふるってみたいものです。 特に5章終盤の葵ちゃんの手紙の場面は切なく、苦しく思いながらページをめくっていました。ですが、いつか再会できることを願って前を向く試衛館の面々が希望のあらわれのようで、救われます。 京の都では、どんなふうに再会して何が待ち受けているのかと考えると楽しみでありながら緊張してしまいます。 ありがとうございました。
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いつも当方の作品をお読み下さりありがとうございます。 仰る通り京から始まる小説が多いため、敢えて試衛館から始めてやろうと意気込んだ作品となっております笑 読者様が読みやすいライトな歴史小説を目指しているのでそう言っていただけて嬉しい限りです。 再会まではもう少し時間がかかりますが、引き続き当作品を楽しんでいただければ幸いです。 こちらこそ長文でレビューを送っていただきありがとうございました!
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