みぐ

壮大な世界観持った物語に惹きこまれる
 ファンタージーの物語を描く時に最も大事なことはなんでしょうか? ファンタジーは現実ではありません。だから作者が想像(創造)した世界を舞台にどんなストーリーをも描くことが出来る筈です。  しかしこれは言うほど簡単ではありません。現実でない世界を創造し、読者にその世界を理解して貰うだけでも、非常に高い筆力が必要だと思います。その納得感無く、面白いファンタジーを描き切ることは出来ません……。  この物語は実は羽衣伝説を題材としています。羽衣伝説は実は世界中に残っているんですね(知りませんでした)。それを作者は『翼の乙女』の伝説として、『翼の乙女』と『支配者』との関係を通じて描いていきます。  『翼の乙女』の衣望里、そしてお互い強く惹かれる様になる『支配者』のカミーユ、そしてカミーユを信頼しているレオ。この三人の主人公を中心に、ヴァルハラ王国の命運を掛けた緊迫したストーリーが展開していきます。  正にハラハラドキドキ、次の展開が読者には全く予想できない複雑で綿密に設計されたシーンが進んでいきます。そしてオーディン(神)が仕掛けた最後の試練すらも、三人が力を合わせて乗り越えていくのはくだりは圧巻でした。  そして物語は読者の想像を超え、ある意味物語に惹きこまれたまま、大団円に向かっていきます。感動的なストーリー展開、素晴らしい読書感。読み終えた後の感動は今も心に残っています。  是非、皆さんもこの素晴らしい現代ファンタジーの世界に足を踏み込んでみて下さい。読み始めたら、きっとページを捲ることを止める事が出来ず、ラストまで一気読みすること請け合いです。  素晴らしい作品に出逢えて幸せでした。久しぶりのマスカレードさんの作品を読ませて頂きましたが、その実力は更に磨きが掛かっていると確信しました。 次回作もお待ちしております! みぐ🐧
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みぐさんへ 素晴らしい感想を書いて頂き、ありがとうございました。 とっても、とっても嬉しいです。 今回は最初から最後まで調べることばかりで、どうやって話に盛り込むかということで、頭を抱えました。 ・北欧神話を理解するのは本当に大変でした。 きっとみぐさんなら、すらすら読んで一度で頭に入れてしまうのでしょうけれど、私はページとにらめっこしたままフリーズしましたよ。 えいっ(/・ω・)/~📖 と投げたくなりましたw 「亡くなっても、安らぎを得るどころか、戦いの続く黄泉の国ヴァルハラに、どうして兵士たちは行きたいのかしら?」 自分の抱いた疑問を衣望里に言わせたりしました。 ・ナディアと同
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レド🐰さんへ  完結お疲れ様でした。そして素晴らしい作品をありがとうございます。こういう作品を描けない🐧はまだまだ勉強だなと思いながら、1ページ1ページをワクワクしながら、ドキドキしながら読ませて頂きました。  素晴らしい世界観を造り上げたこの作品・・。その後やスピンオフを見てみたいとも思っています。でも他の作品も読みたいかな・・。  引き続き一番のファン(自称)として応援しています! みぐ🐧

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