世界観。
銀河鉄道に乗り込む少年。その目的。 先に銀河鉄道に乗り込んでいた少女。その目的。 二人は出会いそれぞれが抱えていた「大切のもの」と彼らの運命を悟った時、いち読者でしかない私の感覚は、そこにただ浮遊しました。 切なく美しく儚い。そんな感想で胸が締め付けられる。 浴びせられた世界観に私は酔い、列車の振動のように鳴る鼓動を感じながら、作中にしばらく漂いました。 彼らの目的を共有したい。そんな事を思わせる圧倒的な世界観。 本当に素敵な小説でした。好きです。
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ご感想ありがとうございます(*^^*) 『銀河鉄道の夜』の雰囲気を残しつつ自分の色を出すことに苦戦しましたが、お褒めて言葉をもらえて感無量です! あの少年少女の運命の果てのその先は、読者様の中にあるものです。この物語に想いを馳せて頂きありがとうございます!
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