【コメント】

遠矢九十九（トオヤツクモ）

個人的見解につき諸々相違もあるとは思いますので参考程度に、ですが、これまで一年半程諸々実験を重ねてきた妄コンに関する結果と考察を記しておきます◆ まず前提として妄コンはコンテストです。コンテストとは、そして受賞作品とは、運営側の「こういう作風が並ぶコンテストですよ、こういうサイトですよ」という意思表明が含まれており、「今後受賞を目指す方々の参考、手本となるべきもの」なわけです。「あと五分」にほぼ同じクオリティで異なるテイストの話を数本出して選ばれたのが、自分の中では最も棘も毒もコンプラ的問題も無い作品だったので、やはりそういうことなのかなぁと。エブリスタは小学生も利用しています。今の御時世、小学生がお手本にする作品は、どんなに面白くても棘や毒や反コンプラ的な要素が含まれているわけにはいかないでしょうから、まぁ仕方無いですね。だから、ルネッサンスのヤリ*ンの話や、切腹と介錯をリアルに語ったり、時計を買うためにとある身体的症状の話をしたりとか、そういうのは内容以前に排斥されたのだと思います。なので次の「ひと夏」も犬の名前がガンジャのパリピの話ゆえに選考外です、面白いのに（笑あとは技術的な話で、妄コンはついお題が来てから話を考えがちですが、この方法だと他の人とネタがかぶる確率が高いです。妄コンはオリジナリティ重視の傾向があるので、まずは他の人とかぶらない工夫が必要です。お題を見て思い付いて試しに書いた最初の三本はきっと誰かとかぶってると思って、捨てて下さい、そこから改めて全然別の話を考えるぐらいで丁度良いかと思います。ただそれも大変ですので、もっと確実に上手く早く書くには、妄コンとかお題とか以前に「こんな話面白そう」と思い付いたネタのメモを多数ストックしておいて、お題が出たらその中のどれかと組み合わせて仕上げる方法があります。「目に見えない虫が見えて、それが実は自分だけに見える幻覚では無くみんなに見えない実在のもの、の話」というメモがあって「日本の風景」とかお題が出たら何か色々書けそうでよね、「蟲師」とか（笑これは物語を作る基礎トレでもあり、落語にも三つの言葉から即興で話を作る「三題噺」という芸があります。他にも色々ですが千文字に達したので今日はここまでということで（　－－）ノノ飽くまでも私個人の見解ですよ◆

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