高杜 凪咲

これぞ、りなそのもの!!
 あぁっ!! 目が、目が相手を完全に見下してる目だ。これぞりな!な表情だと、投下された瞬間に爆笑しました。  折角誕生月に間に合わせてくれたのに、遅くなりまして失礼しました。  軍服を着てるりなですよ。凛々しい上に、違和感がないんですよ。手に書類を持ってるあたりが特に!!←(何の書類かなんて、聞くだけ野暮です)  りな、りな~!バトンターッチ!! りな「うるさいですよ、ポンコツ。今、もしかしたら大物政治家の政治生命を断てるかもしれない糸口を見つけた所なんですから。え? 憂さんがその様子を切り取って描いて下さったんですか? それは、ありがとうございます。税金を食い物にしてる害虫退治、頑張りますね。皆さんが納めて下さった血税ですから、節約しながら有効活用できるところに回さなくては」 架名「りな。明日だけど、姫達は邸外公務だから、ボディガードの仕事があるぞ。忘れてないよな?」 りな「ええ、忘れてません。大丈夫です」 架名「人の話、聞いてるのか?(目が印刷された数字から離れないし、返事も何となくおざなりだし)」 りな「聞いてますよ。兄さんと違って、右から左に流れ出てしまうこともありません。一言一句、違わず復唱しましょうか?」 架名「いい。じゃ、明日頼んだぞ」 その夜。 未沙「りな、ご飯よ」 りな「あぁはい、あとで頂きます」 未沙「さっきもそう言ったわ。熱中するのはいいけれど、ご飯と睡眠は忘れないで」 りな「気を付けます(資料繰って食事は放置)」 未沙「言ったそばから……。しょうがないわね」 架名「姫。りな、夕食食べた……? 食べさせて下さったんですか?」 未沙「ええ。だって、置いておいたら食べないでしょ? りなの頭の中は今、会計資料の膨大なデータのことしかないの。口元にさえ持っていけばちゃんと食べるから、食べさせた方が早いわ」 架名「お手数をお掛けしました。全く、しょうがない弟だな」 未沙「でも、りなの頭脳だからこのスピードで物事が処理できて、裏金発掘の回数も増えて、父様も助かっているのよ」 架名「おいりな、そろそろ終わりそうなのか?」 りな「多分これが糸口です。もう終わりますから」 架名「本当だろうな?ちゃんと今晩、寝るんだぞ?」 りな「分かってます」  翌朝、どうなっていたのかは、宝物庫にて。  憂さん。りなの誕生日を、素敵なイラストで祝ってくれてありがと~!!
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