掌編の装いの大作!未知乃氏の傑作‼︎
 未知乃さんが本当に暫くぶりに新作を書いた。  今回、未知乃さんは、ごく短い枚数で男の子と女の子が、片方の引っ越しで経験する切ない別れを描いた。  青春小説やラノベで、実にしつこいくらいに描かれてきたテーマではある。  確かに小説の扱っているテーマは平凡だが、感動は平凡ではない。  そこが、未知乃さんが未知乃さんである所以であろう。  別れの時間というほんの僅かなひとときを、未知乃さんは、彼らの心情、ちょっとした仕草、情景をこと細かに描くことで、それがふたりにとって、どんなに人生の一大事であったのかを読者に教えてくれる。そして小説に描かれなかったこれからの人生の長い出来事を言外に想像させてくれる。  掌編だが、誠にスケールの大きさを感じさせる大作である。  
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倉橋さん こんにちは、嬉しいご感想ありがとうございます。ナツイチやらあれやこれやと新しい作品を書く時間が取れず、ようやく新作をお披露目できました。一歩ずつ一歩ずつ前に進んでいると信じて、これからも精進していきます。 いつも、本当にありがとうございます! 雫と壮のお話はこれからも書いていければと思っています。 ご体調はいかがでしょうか?これから身に染みる季節となりますから、いっそうご自愛ください。 未知乃みちる
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