ヒロアキ

ラストは仰天と涙無しには読めません
 様々な出会いがもたらした、歩み合いと掛け違いの繰り返し。生きていくって、存外なほど難しくもあり、また時に容易に感じられたりと、まるで万華鏡のようです。  ある心理学で、自我とは心という大海原に出した小舟のようなものだというのを思い出しました。自分というものは、なんと頼りないものか?凪があれば舟は進まず、一度荒れ狂えば容易く転覆してしまう。そして、転覆した心という海を私たちは知り得ない。深さもその広さも。  人の心って、まるで水面のようですよね。映れば己を見れても、一度波紋が広がれば、歪んでしか見えない。この水面に百の貌が映ろうとも、水の底は見えやしない。 とても感慨深いお話でした!ありがとうございました。
1件・1件
 落ち着いたので、物語の感想を書かせてもらいます。上記の感想は削除しようと思ったのですが、物語に対する私の仰天ぶりが出ているので、そっとしておこうかな?なんて(笑)  取り立てて私の感想は皆さんの感想と変わらないので恐縮なんですが、僭越ながら書かせてもらいます。  ジュンスカやミスチルなどのワードから、ミュージックシーンがどういう時代なのかとても分かりやすかったです。私もその頃に青春を謳歌した年齢ですので、大変共感がありました。  私もバンドなんぞを誘われたりで活動した経験がいくつかありましたが(私は涼君とは逆でベースからギター)、インディーズなどでデビューまでは活動ができなかったので、今

/1ページ

1件