若者は輝かしくていいですね
前提として、私はほとんど恋愛ものを読まないので、ジャンルのお約束や符号等がある場合は見落としている可能性があります。その場合はご了承ください。 1.全体的な感想 問いかけから始まる冒頭は引き込まれます。少年少女のストレートな青春の話で爽やかな印象でした。個々の心情表現は青少年ぽい率直さで、気持ちいいです。こっち方面に一ひねりしてくるのはなんとなく予想済でした。タイトル落ちという言葉はありますが、アキラさんは作者名落ちなので悩ましいですね。 2.中辛 女子の主観地の文と思われますが、中学生くらい(ですよね?)の女子っぽくないというかおっさんくさい気がします。JCの内心と乖離があると思われますので、修正を検討するほうがいいかもしれないです。例:~であることだろう。~ことだというのに。るんるん気分、おめかし 恋愛面でどうというのは自分もよくわからないのですが、要素に対する余事記載が多いように思われます。星新一の話の素晴らしさは心から同意するのだけど、この話での必要性は少し乏しく、視点が散漫になるのではないかと思います。書くのであれば、その内容を二人が語らって距離を詰めるのがよいのではないかと思います。「スイッチ押す話怖いよね」「そうそう僕は~」とか。できれば結末を示唆するような発言があってもいいかもですね。 八朔がおいしいことを生かすためには八朔を食べる決意をしたタームの記載が必要と思います。そうでなければ20年間と今年の差異がでなくてもったいないかな。 JCの自発的な行動と気持ちの関連性があればよりエモいかもしれません。多分、順番が逆なんです。自分もそうなんですが場面を思い描いてそこに気持ちを入れようとするのだけど、実際は気持ちがあって結果場面が発生するものですよね。例えばかわいい服を選んでお洒落するのではなく、お洒落のために服を選ぶんじゃないかな。若者は枯れた大人より情動的で、そういった感情の若々しさというか感情の先行こそが青春のスパイスになるのじゃないかなと少し夢想しました。自分も勉強になりました。ありがとう。 3.その他 橘馨という返答は口頭のはずで、漢字二文字か難読かというのはわからないのではないでしょうか。3か所誤字報告をしました。
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テンプさんありがとうございます! まさかここまで丁寧に書いていただけるとは思ってもみませんでした。めちゃくちゃ助かります……! オチが読めてしまうのも問題なのですが、それ以上に地の文に死語混じってるのに気づかなかった点、穴があったら入りたいです。 おっさん臭いんじゃなくて、おばさん臭いんですよ中の人の性別的に!というよくわからない主張だけしておくことにします(対して変わらんわい)!! それと漢字もどうにかしないとですね。橘薫、の名前についてきちんと説明しているような描写が足らないのもまずかったなと反省。漢字を説明させた気になってました……なんとかしないとですね。 本好きなのに、具体的な著者
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橘君は不思議君設定も含まれる感じがするから星新一で全然アリと思うけど、基本的に読者さんと自分が読んでる本が被らないことがあるという前提で進めたほうがいい気はする。 そうだなぁ、アキラさんが読んでなくて私が読んでそうな本か。読んでたらすまないが、 宮城谷昌光の書いた華栄の丘は「宋国情勢をもとに華元の一生を豊かに描きながらもその苦労が垣間見え」、管中では「斉国で不遇にあった管中を鮑叔が見出したところに歴史のロマンを感じ」、太公望では「兵法家としての側面から周の革命を突破する一面を見せつつも豊かな人間性を描き」、楽毅では「暗愚な中山王のもとでの破滅的な戦いを潜り抜けた楽毅の武勇を鮮やかに描く」といっ
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