甚平

少女探偵と怪盗
12ページまで拝見いたしました(2020/11/7)。 まだ序盤ですが、少女探偵が怪盗に挑むという構図や、主人公とソフィーの 関係性、主人公の一人語りの雰囲気などが楽しいお話と感じました。 主人公の孤児という設定やソフィーが定期的に来るというところなどは、 今後の展開に期待感がもてて良かったと思います。 開幕の場面も興味をそそりやすく、ソフィーとの会話で始めると説明的に なりすぎる部分を補強していて良かったと感じました。 以下、私見ですのでご参考までに。 ●守らなくても良いルール 以下は守る必要はありませんが、一応存在するルールです。 ・文頭の一字空け 例1P ×男がその中に入ると 〇 男がその中に入ると  ・!の後の一字空け 例1P ×いらっしゃいませ!此方は 〇いらっしゃいませ! 此方は ・「…」は基本二つ重ねて。 例3P ×ああ…今日も 〇ああ……今日も ●描写の不足 全体的に人物や建物などの描写が少なく、状況を想像しづらいと感じました。 主人公や、舞台となる探偵事務所の様子、また中心となる想像されるソフィー など、重要な部分だけでも描写されてもよいかと感じました。 例3P 元:私は一人、深くため息をついてそう呟いた。 変更:  ため息をつき、私は潰れたカエルのようにローズウッドの机へ突っ伏す。  こんな格好ができるのも、この事務所に誰もいないからだ。お客さんも、従業員も、飼い猫もいない。――いや、正面にあるガラス製の入口扉に一人の姿が映っている。金色のくせっ毛に青い瞳、こげ茶色のスーツを着ているが、子どもが背伸びして着ているようで似合ってはいない。これから成長するんだからと親が大きめに買った服であるかのようだ。滑稽な姿に私が笑うと、向こうも私を笑う。この倒錯した自傷行為に私が一人で傷ついていると、ガラスの向こうに人影が見えた。 上記は主人公の容姿、事務所の間取りなどの簡易的な説明、次の状況への布石などを合わせた参考となります。容姿や間取りは適当に作ったので本作とは異なります。 個人的な感想ですのでご参考までに。 完結を期待いたします。
1件・1件
とても丁寧な指摘や感想、ありがとうございます。 描写の不足は指摘を頂いたところを少しずつ編集していこうと思います!とても素敵な変更例をありがとうございます。参考にさせていただきます。 ルールの方は意識をしていたつもりでしたが、できてないところが結構あるとわかったのでこちらも直していこうと思います。 レビューありがとうございました!
1件

/1ページ

1件