傘下 雨

わたしも頑張ろう、勇気を貰えました
わたしはナルが好きだ。大切な人に寄り添い、想いを伝えようとすることができるナルがとても好きだ。それはなぜか。理由は、わたしがこのお話を読んで涙を流したことと同じなのかもしれない。 六華というキャラクターがとてもいいなと思った。彼が語る彼の心情というものは一切出てきていないのだが、彼がどんな人間であるかは読者に、わたしにとても伝わってきてそれは弱っている人間をリアルに表していた。通話のシーンで彼が画面から逃げてしまうところが好きだ。わかる、と思った。六華にとってみんなは、一番会いたくて、一番会いたくない人たちなんだろうなと感じた。こんなことを言っていいのかはわからないが、まるで自分を見ているようで.......切なくて苦しくて、とても嬉しくなった。ありがとうございます、わたしはこのお話を読んで、心が救われたように思います。 それと、わたしにはとてもとても大好きな文があった(この際ナオさんの文章がどれだけ素晴らしく美しいものであるかというのは割愛させていただく)。「一つの何かが原因じゃなくて、多くの小さな歪みが募った結果なんじゃないかかと思う」というものだ。この一文を読んで、納得し、どこか自分を肯定されたような気になり、涙腺が崩壊した。(笑)(ナオさんめ.......罪深い!※褒めてます) 人と人との絆を書こうとすると、どうしてもお涙頂戴になってしまう傾向があると思う。都合がよかったり(物語の中ではそれでいいと思うが)。しかし、そんな「泣ける」ものが苦手な人でも、きっとこのお話は読めるだろうなと思った、また何度も読みたくなるだろうとも思った、まさにわたしがそうで、大切にさせて欲しいお話だった。 まさに、出会いに感謝、素敵なお話ありがとうございます。感想と言うよりも、ただのラブレターになってしまいました。すみません。
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傘下雨様 私がこのラブレターをいただいて、どれだけ幸せな気持ちになったか、雨さんには伝わっているでしょうか。このお手紙に上手いこと返せる言葉が思いつかなくて、時間のある時にじっくりと思ってたらこんな変なタイミングでになってしまいすみません。 8000字という枠を自分で設けたくせに、沸き上がった物語が自分の中では大きすぎて苦労しました。その中でどんな台詞、どんな行動をすれば、この短編の中で私の思い浮かべるVintageが少しでも伝わるのかと、とても悩みました。今回雨さんのお言葉で、一つ一つの言動がとても救われた気がしました。 六華が逃げたシーン、雨さんの”六華にとってみんなは一番合いたくて、
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