恋は・・・・
主人公亮太の切ないまでも一途な思いに胸が詰まります。 高校からの憧れの人杏菜からの突然の電話に舞い上がり警察官でありながら犯罪に手を貸してしまう主人公。 道を踏み誤ってでも手に入れたかった人はしたたかな顔を隠していた。罪を孕んだ恋は媚薬であり、地獄でもあったのだ。 地獄にたらされた一本の糸、相手の幸せを願う事。一途に杏菜の幸せを願い。幸せになった杏菜の姿を見た亮太の胸中を思うと複雑な気持ちになった。 最後の一文「幸せな恋だった。今ならそう言える。」 この言葉は、長く続いた恋からの卒業を示す言葉にも受け取れるが、 ”幸せな恋だった”と自分自身に言い聞かせるやるせない言葉にも受け取れた。 主人公の残りの人生に幸せが訪れることを願う。
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☆☆☆三五さん☆☆☆ あらすじを追いながらの丁寧な感想、レビューをありがとうございます😌 最後の一文は、含みがあります。いろいろ感じとっていただいて嬉しい限りです。 三五さんのあたたかい感想を励みに、ミステリーがんばれそうです!! 本当にいつもありがとうございます😃 三五さんに敬礼!!
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