moco.i

ミステリーに悪女あり
拝読いたしましたm(__)m 「冬ものがたり」イベント参加作品をほわんとした気分で読んでいるところに、七味のなかにあった山椒の粒を知らずに噛んでしまったようなピリッとしたミステリーでした。 ミステリーと悪女、古今東西、たくさんの作家たちがこの組み合わせに挑戦しています。読者として読むことも好きです。私の勝手な意見ではそんな小説のなかに登場する男性は、優しくて切なくてちょっとバ カです。わかっているのに犯罪に手を染めてしまったり、犯罪者を擁護してしまったり。でもその背景にある純真な愛情は、女性としてヒロインが羨ましくなってしまいますが。 殺されたご主人が本当のところどんな方だったのかはわかりませんが、彼に電話をかけてきた時点で彼女は間違いなく悪女なのです、きっととても魅力的な。正義のために刑事になる道を選んだのであろう彼の心を想うと、本当は沼井のことを知る前から心に自虐の種を持っていたのじゃないかなと感じていました。 最後の展開、やっぱり男性は優しくて切なくて純粋で、女性は狡くて強かで美しかった。哀れさを感じながらそれでも純粋な愛され方を女性として羨ましくなった脳内に、イーグルス「Doolin Dalton~Desperado」の切ないメロディが流れていました。 ストーリーはわかっていても、登場人物の感情をもっともっと掘り下げた長編で読みたくなった作品です。 イベントお疲れ様でした。
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moco.iさん、 ものすごく深く丁寧な感想をいただき、ありがとうございます🙇✨ 男の単純さ、女のしたたかさ。 かなり本質をつけたミステリーかな、と思ってます。 そんな恋愛観の根底から根こそぎレビューしていただいたことが嬉しく思いました。 イーグルスの曲、さっそく聴きました!歌詞の内容は分からなくても、哀愁のあるメロディと声に肩が震えそうになりました。 もっとキャラの背景を深掘って、 もっも長いページで再執筆したくなりました🔥🔥 moco.iさん、 感想、本当に本当にありがとうございます😌
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ご丁寧にm(__)m 読み終わったあとの切なさと、彼女に対しての怒りに近いもやもや感がしばらく尾を引いていました。脳内に音楽がめぐったのは久しぶりです。ありがとうございました。長編が生まれたら必ず拝読します。
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