りかりー

りかりーと申します。 たくさんの応援本当にありがとうございます。 お礼にミニ話を送ります。 よかったら読んでやってください。 今回は二枚プレゼントです。 『黒豹の恋』前編 ※※※ 宵闇に溶けるしなやかな黒。 金色に光るふたつの瞳に、真っ赤な口から覗く白い牙。 目の前にいるのは、……黒い獣。 「この間は世話になった。我を助けてくれた礼として、おまえの願いをひとつだけ叶えてやろう」 黒い獣は泣いているわたしの頬を舐めそう告げた。 願いをひとつ……叶えてくれる? だったら…… 「ずっとそばにいて……」 ひとりはイヤ。 寂しくて悲しくて心が凍ってしまう。 涙が頬を流れてく。 「いいだろう。その願い叶えよう」 黒い獣はそう言ってしなやかな体をわたしの前に差し出した。 「どんな時もおまえのそばにいると誓おう。それがおまえの願いなら───」 2枚目へつづく
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私も今、寂しいから誰かに側に居て欲しい気持ちがわかる😢
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