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怪談小噺集
三村 薔
2020/12/22 22:05
ふとしたところにある異界
異界への小さな裂け目は日常のところどころにあり、普段は意識しないものだ。 階段の踊り場の、死角となっている角には実は何かいるかもしれない。バスの車窓に映っているのを見ただけの人が、実在しないかもしれない。それを考え心配したところできりがないし仕方がない。だから普段は意識しない。 だが稀に裂け目への不安に深刻に陥ることもあれば、そこから本当に何かがやってくることもある。そういう稀な遭遇が呼ぶ、ひやりとした恐怖を描いた短編集です。 日常の何気なさの中を過る恐怖を、大仰ではなくあくまで抑えて語っているのが良い。新耳袋とかああいう、投稿系みたいな感覚が好きな方におすすめします。
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エニシダ
2020/12/22 23:39
レビューありがとうございます! 百物語系が好きで、自分でもやってみたくて書いたものです。 書いてる自分は楽しいのですが、はたして読んだ方に怖がってもらえてるのか自信がなかったので、少しでも恐怖を感じてもらえたなら嬉しいです! この度は拙作を読んでいただきありがとうございました!
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