【コメント】短編でありながら登場人物の魅力が伝わってきます

あまりてなどか　人ぞ　哀しき

短編でありながら登場人物の魅力が伝わってきます

　第4回コサキサク賞に応募ありがとうございます。レビューに参りました。　少ない文字数でありながら、明治時代の光景と、登場人物の人となりがきちんと伝わってきました。主人公、兄、姉のキャラクターも三者三様という感じで、見ていて面白いです。短編のキャラクターにしておくにはちょっともったいないというか、もう少しこの人達を見ていたいと思わせてくれる魅力がありました。　嫁ぐことをきっかけに、姉が主人公にそっと声をかけてくれる、というだけの話なのですが、家族愛が感じられるいいお話でした。

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