自開のび太

自分が変わらねば、状況は変わらない
歴史物ではありますが、考えさせられられる話でした。 いつの時代も、人との繋がりを欠いては生きられないなか、慶治は人嫌いで、宴会に参加することも躊躇する。 そんな中、実姉の貴代子と庭で話す中で、自分のカチカチな考えを変えなければ、人嫌いはなおらないと諭される。状況が変わらない人って、やっぱり否定的なことばかり言うんですよね。貴代子との会話で、慶治は変わっていってほしいですね。どんな時代でも、一人では生きていけませんから。 歴史物でありながら、難解な単語ばかりではなかったため、歴史に疎い私でも読みやすかったです。素敵な作品をありがとうございました。
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