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硝子の棺と赤い夢
佐倉さく
2021/1/12 23:14
たとい、この命が尽きようとも……
どこかの国の御伽噺を紐解くように、物語は心地よく、美しく、始まりを迎えます。 が。 吟遊詩人の奏でる旋律は、不協和音を響かせ、その違和感と強烈な魅力に吸い込まれ、この美しい呪いから逃れる術がなくなっていくのです。 誰かを強烈に求めるという事。 人によれば、それは究極の愛という事になるのでしょう。 けれど、それはそんなに美しいものでしょうか? この物語は、愛というものの持つ恐ろしさを存分に伝えてくれます。
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コダーマ
2021/1/13 17:03
さくさま 拙作を読んでくださって、更にこんなにも素敵なレビューまでくださって嬉しい思いでいっぱいです。 「愛というものの持つ恐ろしさ」というさくさまの表現は、人間の根幹の欲望を暴き出すようでゾクゾクします。 ページコメントも含めて頂戴した言葉は宝物で、いつまでも抱きしめていたいと思います。 ほんとうにありがとうございました!
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佐倉さく
2021/1/13 20:35
解釈違うんじゃないかなぁ、と思って、ヒヤヒヤしながら書き逃げしました。笑 吟遊詩人に惹かれていく、その歪んだ熱情があまりにも綺麗に描写されているので、恐ろしさが強調されました。 シェイラもネメスも、めちゃくちゃ、怖かったです。 でも、夢中になって一気に読んでしまいました。 コダーマさんは、恐怖や怖いもの見たさを吐き出すのがとてもお上手ですね。 堪能しました╰(*´︶`*)╯♡ ありがとうございます。
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