有栖川 露陰

繁忙期突入により、更新どころか愛読している作品の閲覧すらままならぬ状況が辛いです。 土曜日は拙作の更新に取りかかりましたが、今日は存分に読み漁らせていただこうと思ってます。 拙作『紅グラ』新章は抹香くさい話はやめようやめようと念じていましたが、なんかやっぱりアレなテーマになってしまいました。 月、幻、夢、霊、海ってつくづく好きなテーマなんだなあ、と感じます。 室町時代前期の武将、伊達(大膳大夫)政宗の作と「伝わる」『山間の霧はさながら海に似て浪かと聞けば松風の音』とか、すごく好きな和歌です。 此処にはない幻想の海というモティーフに凄く心惹かれるのです。月の海とかにも。 ヒロインの吸血貴婦人・綾乃嬢とは長いつきあいですが、彼女と彼女を見守ってくださる読者様のおかげで作者の私は沢山の「幻想の海」を見聞してこれました。 新たに紡ぐ物語が、魅力ある旅行記となることを祈ってます。 『カイゼリン』は少しずつ少しずつ着実に前進してますが、悩むことは尽きません。 主人公は女の子ですが、武器をとって敵を倒す強さが必ずしも「強い女性」の強さではない筈だし、武器をとって戦う勇気が耐え忍ぶ勇気に勝るものか否か、とか。敵をあやめる力を持つ人間の話しか書けていない事にどう向き合うか、とか。 女性に疎い私が女性を描くことには、葛藤もあります。 素敵な女性の先輩に憧れるような気持ちにまかせて書いてますが、葛藤からは逃げられません。 少なくとも一人の人間として責任ある言動ができる子としてキャラを世の中に送り出せるように、とは心がけてはいますが、果たして私は女性キャラを描く資格があるのかどうか、と考えるとどうにも自信がありません。 「どんな人でどのように生きていきたいか」が尊重され、それが性別やもろもろの事情で妨げられることがないように、とは思ってますが無自覚に何か大切なことを踏みにじっている可能性も高いと思うと苦しいです。 とか言いながら、書く楽しさから脱け出せないのが罪深いところですが、せめて真摯に取り組んでいきたいと思います。
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お仕事の業種や決算の時期にもよりますが、世間一般的には年明けの1~3月は年度末の繁忙期ですからね。 寒い時期であると同時にコロナの脅威が去っていない状況でもありますので、お体に気を付けて活動をされていってくださいね。 (>_<) 私も今年一年をまた生き残れるように頑張りたいと思います!
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ありがとうございます! おまけに今年は例年より業務が増えてしまって。。。中々ハードであります。 お互いに健康に毎日を生き抜いて参りましょう!
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