余韻の森から戻れない…傑作!
「人の役に立つことはとても幸せなこと」 そう教育されて健やかに育つ子どもたち。穏やかな描写のそこここに、正体不明の違和感とそこはかとない恐怖が散りばめられていて、カイとゲルダと一緒に森をさまよっているような気分で読み進めました。 斬新だったのは、彼らが自分たちの定められた運命と向き合う姿勢。そしてその純粋さと尊さ。 命とは。自我とは。愛とは。そして、教育と洗脳、倫理とは。 短編とは思えない余韻を残す物語でした。
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ありがとうございます。文章力とか表現力とかがもっとあれば……と思いつつ、なんとか想いカタチにする日々……。レビューに励まされました! 頑張って書いてよかったです!
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