潜水艦7号

世界一有名な足跡
今作品は妄想コン『足あと』のために書き下ろされたものです。 丁度季節は真冬で、誰でも真っ先に『雪に残った足跡』が思い起こされることでしょう。なので逆に『如何に誰も思い付かない足跡』で、かつ読者を納得させられるかが試されるテーマであったかと思います。 そして本作は、その点において『そう来たか!』と思わせる回答を我々に提示してくれました。そう、人類の……いや、地球史に残る『最も偉大な一歩』です。 知識としては知っていても、それをエンターテイメント作品として料理する事が出来る人間は限られることでしょう。まさしく、みぐさんの真骨頂と言えるかと思います。 人類の月到達は昔から『フェイクじゃないのか』という噂がありました。ちょうど同じ時代に『あの』キューブリック監督が活躍していたせいもあってでしょう。 そうした歴史の『if』が現実のものだったとしたら。 もしかしたら、『真の第一歩』はまだ我々を待っていてくれるかも知れない。そんなロマンを夜空を感じさせてくれる楽しい作品でした。
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潜水艦七号さん! 本作を最後までお読み頂き、素晴らしいレビューを戴きまして、本当にありがとうございます。 足あとの発想でとにかく思いついたのは星への最初の一歩でした。最初は火星への一歩の話としたかったのですが、NEURAL OVERLAPさんが『ひのとり』で火星への一歩を先に発表された為、急遽、月に変更しました。月の一歩も最初はアームストロングが一歩を踏み出したら、既に他の一歩が刻まれた話で6千文字程書きましたが、上手くオチがまとまらず、本作のストーリーに修正しています。 こんなドタバタな執筆ですが、もし少しでも面白いと思って頂けたとしたら、とても嬉しくて、幸福です。 本当にありがとうござい
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