いびつで美しい世界
最後まで読んだとき、一瞬主人公も人形じゃないかと思ってしまうくらい、人と人形の境目が曖昧な世界観が魅力的でした。 アオのいびつさ(人形としては不完全な部分)は人間に近づきすぎてしまった証拠なのだろうなと。それだけ先生の腕がいいということの現れでもあり… きっとアオが作った先生も、元々先生が持っていた「不完全さ」を「完璧に」抱えた人形なのでしょうね。 二人があのあとどうなったのか…… 妄想コンテスト用の短編ではありますが、もっと先の物語を読んでみたいほど魅力的な世界観でした。 ありがとうございました(*^^*)
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 登場人物それぞれの在り方と行く末を思っていただけて、とても嬉しいです。 続編については全く考えていなかったので確約はできませんが、もし書くとするなら連作短編になるかもしれません。町医者以外の誰かの視点から見たふたりを書いてみたい気もします。
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