陣リン

優しさとあたたかさに包み込まれるような物語です
白萩町の図書館を舞台に、コロナ禍の2020年春から始まる物語です。 主人公の正直くんは新人職員。 私生活でのショッキングな出来事にうろたえながらも、図書館の仕事に励む様が、拝読していて何とも可愛らしく思える好青年です。 そんな正直くんが、上司の榊さんにゆっくりと惹かれていく様子が丁寧に描かれていて惹きこまれました。 コロナ禍の現実とリンクするようなシーンもあり、ドキッとさせられることも。何年か後に読んだ人にとっても、この時代をまざまざと思いだすきっかけになるかもしれません。 邪魔や障害がたくさん横たわる中、2人の恋の行方にドキドキしながら拝読しました。 正直くんと榊さんはもちろんのこと、図書館のメンバーたち、榊さんの親戚たちと魅力的な人物もたくさん登場します。 (個人的には、腐女子・高階美晴嬢に親近感マシマシです!) あたたかさが心に沁みわたる素敵な物語をありがとうございました。 続編、そして番外編を密かに待ち続けております!
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「どんな物語なんだろう?」と、書いた私自身が思わず読みたくなってしまうような、素敵なコメントをありがとうございました。 嬉し泣きしながら、何度も読み返しました。 多分、「書いているのは、図書館関係者だろう」と薄々思われていたのではないか?と思っているのですが、案の定、現役で司書をしております。 自分の知っている世界なら書けるかと思っていたのですが、反対に距離が近すぎて、また、思い入れが強すぎて、書くのが難しかったりしました。 書くのも投稿するのも何度も挫けそうになりましたが、あたたかく優しいコメントに、いつも励まされ、支えられました。 本当にありがとうございました。
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