みなの

素敵がたくさんつまった作品です。
瀬戸内の穏やかで爽やかな風にふかれたらきっと色んなことが柔らかい出来事に捉えられるのかな。なんて行ったことがない地域の風を感じながら読み進めました。とにかく涼が素敵で!!躓いてもまた立ち上がり前を向く姿が素敵でした。きっと、窮屈な日常生活で彼本来の良さが見えなくなっていた。でも、二宮のおばあちゃんや珠里と触れ合う事で彼が武装していた鎧を少しずつ剥いで行ってくれたんですね。その剥がれ落ちていく様を見届ける事ができて私も心洗われました。たくさんの辛い経験をしてきたおばあちゃん。だからこそなのか、ありのままでみんなを受け入れてくれて心をほぐしてくれる。可愛らしい素敵なカネコおばあちゃんのようなおばあちゃんになれるよう精進したいとおもいます。 240Pと309Pの珠里心情の言葉が身に沁みました。私もこう思って誰のせいでもなく自分の人生を歩んでいこうと思えました。ありがとうございました!
4件・1件
瀬戸内レモンを最後までお読みくださって、ありがとうございました🎶 それぞれ、なにかしらの心の重しを持って過ごしている登場人物が多かったと思いますが、そんな彼等が再起していく様子を物語から感じ取ってくださって嬉しいです(*´˘`*)♡ そんな中でも、カネコおばあちゃんは、皆にとって、優しく頼もしい存在であって、おばあちゃん自身が80年の人生で得た若い子を助けられる『力』でもあったんですよね。感想をいただきまして、改めて、カネコおばあちゃんの存在は、この物語で大事なものだったんだなと書いた私も思えました。 だいぶ前に書いた作品ですが、当時、珠里の心を奮い立たせるように綴った箇所をお心に留めてくださ

/1ページ

1件