リクタシン

最初から最後まで、素晴らしい
最初から読み返すと「あの時の台詞はこういう事だったのか、と感心させられます。驚きの結末もさることながら、そこに至るまでに描かれた主人公の苦悩、親や恋人に対する複雑な思いが、短い作品ながら心を打つものがありました。 ちょっと言葉を選ばずに、誤解を恐れずに言うのであれば、小中学校の国語の教科書に載せてもいいんじゃないか、と思うほどに素敵だと思います。同性愛者であることを受け入れて生きていく苦悩、そして生きることの尊さをイヤミなく(変に教訓ぶった言い方ではなく)素直に伝えられると私は感じましたので^_^ 戦後、焼け跡の日本に希望のひかりを与えたはなこさん。その想いを引き継いで若い世代がまた後の世代へバトンを渡す。ご立派な生涯じゃなくても愛おしい人生だと言いたいものです。 長くなりました。まとまらない感想ですんません。 ありがとうございました😊
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リクタさん、大変丁寧なご感想をありがとうございます(^^) おばあさんにまつわるファンタジー的な要素と、同性愛というセンシティブな要素、異質のものを果たして両立できているのか? 特に、交互に書いた後半はかなり読みづらいんじゃないか? そう悩みながら書いたので、ご感想を読ませていただき少しほっとしました。 本作が教科書にというのは恐れ多すぎますが、これからの教育には必要とされる分野なんでしょうね。 いつもご感想、励みにさせていただいています。ありがとうございました♪
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