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蒼色の一振り
くるくる
2021/4/10 21:52
ありがとうございます
まずは完結お疲れ様でした。 ※未読の方は絶対読まないでください。作品を見てからにしましょう。絶対オススメです。 ファンタジー小説が好きで検索から色々絞り込んでこの作品にたどり着いたのですが、読み応えのあるいい作品に出会えてほんとに良かったと思ってます。 読み始めてすぐに私は澪の虜でした(笑) 祖国を想い、決して折れない芯の強い姫なだけではなく、時におてんばで自由奔放、時に麗しく魅了され、幾度となく心を揺さぶられました。 一番印象に残ったのが満月の夜、桜の木の上で涙を流しながら唄う澪の姿です。脳裏に浮かんだ(というか見えましたけどね)その情景に私は鳥肌が立つほど感動しました。涙も止まらないし「どうしてくれるの作者様」って思ったほどです。決して折れない芯の強い姫の心細さが身に染みたのかなぁ…。 その時そのページにはとりあえずコメント残しましたが…未だに泣けます。 私の澪への思い入れはエグいので澪の事はこの辺で切り上げます笑 忘れてはいけないのが神室歩澄、もう1人の主人公ですね。 戦の世というのもあって理不尽な判断を迫られ、時代に翻弄されながらも郷の為突き進む彼を見て、私は主導者とは何なのか考えさせられました。氷のように鋭く研ぎ澄まされ、何人たりとも触れることを許さない、そんな冷酷に見えた彼なのに、読み進めるとなんとも人間味のある人物なんだなと感じました。 澪と接していく中で本来の彼らしさを澪と一緒に発見して行った感じですかね。「そんな風に読者の思考を操るのか、さすがだな作者様」というのが振り返った感想です。 とにかくお似合いの二人です。 この作品のテーマってなんだろう、と考えると「少なからずの犠牲の上に安寧秩序が齎されてる」という、現実味を帯びた部分なのかなと思いました。もちろん作者様の意向は私などでは想像も付きませんのであくまでも私なりです。 私の考えが間違っていたとしても、「考えさせられる良作」であることは間違ってないので、もっと色んな方に読んで頂きたいですね。 本当はもっとこの思いを伝えたいのに稚拙な表現しか出来ないのがもどかしいです。 作者様のような作品を生み出せたらなぁ(嫉妬) 今一度、完結お疲れ様でした。素晴らしい世界を見させてくれてありがとうございます。 これからも応援し続けます。
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雪村こはる
2021/4/11 19:11
くるくる様 素敵な感想をありがとうございます。 ちゃんと最後まで読んで下さったんだな、というのが強く伝わる文章でした😢 桜の場面までは、風景描写に力を入れていたのですが、後半はほとんど行動メインとなってしまいました💦 どうしても伝えたい部分は丁寧に書いたつもりですが、私もまだまだ書きながら勉強中の身ですので、身に余るお言葉をたくさんいただき恐縮です(´;ω;`) 澪や歩澄は失うものが多かったことから他人もとても大切に思えますし、煌明や朱々は自分本意な生き方故に、大切なものに気付くのが遅すぎましたね。 男女平等が謳われる現在の社会でも、女性が主に活躍している場も多いですね。 できれば、女
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くるくる
2021/4/11 22:06
雪村こはる様 返信頂き光栄です。感激のあまりまたこうして書かせていただいてます。何度もすみません😣💦 自ら何かを生み出す力が乏しい私ではありますが、雪村様の作品の豊かな表現のおかげで澪を筆頭に沢山の人物が活躍する様を映像として捉えられる事が出来ました。文字通り「心を豊かにさせられた」でした。 幻想的な世界観、丁寧に綴られた文章、抗えない現実に向き合う確固たる意志を持つ登場人物など、とても刺さりまくりで痛いです(笑) 実社会においても参考になるし、「私も何かを残したいな」と思える程には影響を受けました。 今の私に何が出来るかは全く分かりませんが、いつか私も「何か」を残したいです。 そん
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