西秋 進穂

たまたま読みました。楽しい企画ですね。
この作品はなにか特別なことが起きるわけではないようです。 それでも最後までページを捲らされてしまうのは、ひとえに咲紀と穂香の魅力のせいだと思います。 短い文字数の中で、咲紀の過去からの想いと穂香の素直で前向きな性格が私たち読者を弘前の舞台へと手招きしているのです。 巧みな心理描写に思い入れてしまうと現実に戻ってきたときにふとため息をついてしまうのでそこだけは注意が必要でしょうか。 胸に残る物語でした。 最後に、方言、いいですね。とても素敵です。 ありがとうございました。
3件・1件
西秋さま 拙作をお読みくださり、素敵な感想までいただきまして、本当にありがとうございます! 二人のキャラクターの対比と心理描写、そして方言の入った台詞回しにはこだわった部分だったので、お褒めいただいてとても嬉しいです。 仰る通り、特別な事件が起きるお話ではないので、どうすれば最後まで読んでいただけるか?というのはあまり自信のなかった部分だったりするのですが、嬉しい評をいただけてホッとしました。 GoTo読書の企画については、ご当地小説が続々と集まっていて今後さらに盛り上がっていくかと思われますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいませ。おすすめです! この度は本当にありがとうございました!
1件

/1ページ

1件