リクタシン

完結お疲れ様でした。
とても優しい気持ちに溢れた作品でした。 働くうちに自分を見失う、自分を蔑ろにする、ある種現代に生きる人はみんなこのような悩みを抱えているような気もします。 ベンジャミンの言葉は忘れかけていた大切なモノを思い出させてくれます。もしかしたら田中議員も必死に人の為に働くうちに自分を蔑ろにし、心がねじ曲がってしまったのかもしれませんね。 働くって何のため?誰のため?そんな疑問をなげかける物語ですが、序盤のIT企業での激務っぷりがリアルでつい引き込まれてしまいました。(無茶なクライアントの要求。イキナリ辞めた人の穴埋め。丸投げ上司笑)でも一致団結して休日出勤してテスト終わらすところや、課長が最後はカバーしてくれたところなど、職場の周りの人物全てに好感がもてる終わり方だったと思います。 そして・・ひょっとしたらベンジャミンや草凪さんとのやりとりは疲労からくる幻覚だったのかも。(スミマセン、ファンタスティックな展開はこういう視点で考察する性格なのでw) だとしても、何かに気づくきっかけにはなったので主人公には心機一転して新しい自分での生活を切り開いてほしいですね。 現実はなかなかキビシいでしょうけども。 執筆お疲れ様でした!
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最後まで読んでくださってありがとうございます。 リクタシンさんからページコメントやスタンプを頂くたびに気持がほっこりとして励まされました。 草凪は実は存在しないという見方、面白いですね。 主人公はベンジャミン、草凪と対峙することで自分自身を見つめていたんでしょうね。 主人公はあの後、働く環境を変えたかもしれないですし、あの職場で働き続けるかもしれないですが、きっと生きる意味を見失わなければ大丈夫だと思います。 本当に最後までありがとうございました!リクタシンさんのおかげで心が潤いました。
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