吉野衣織

「情報社会」を俯瞰した壮大な物語。
ひとりの女性の死が抱えていた、世界を巻き込む「人類の可能性」の物語です。 とても理知的な文体ですがわかりやすく、こんな難しいこと楽しく読めるなんて自分、頭良くなったんじゃないかと錯覚しそうになりました。すべては冷静かつ品格のある言葉を使用しながらも、噛み砕かれた文章の賜物なのですが。 私たちが現代社会を生きていく上で、考えるべきいろいろなことが、物語の中に練り込まれています。「情報」との向き合い方を改めて思った作品でした。 アクション、ではないのに、そんな映画を一本見終えたような読後感。とても面白かったです! ありがとうございました!
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感想ありがとうございます。 動きはそれほど多くはないけれど、陰謀論や社会ネタをいっぱい入れて仕上げました。 好き嫌いが出そうな内容だったけれど、楽しんでもらえたのなら良かったです。 誤字報告もありがとうございます。何度も読み返しているけれど、気づかないものですね。 それ以前に、全体をもう少し読みやすく書き直したいところなのが本音なんですけれどね。
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おおう、更なる高みを目指しておられるんですね。 関連作品一作拝読しましたが、ほかにもおありでしたら教えた下さい。
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