雪翅

薔薇を吐く病気と、血を捧げ捧げられる耽美な関係。残酷なまでに美しい世界観。
“薔薇の耽血” とてもゴシックで耽美的なタイトルに惹かれてページをめくると、冒頭から薔薇を吐くヒロイン。 そこからもう興味を惹かれ続け、毎日少しずつ読み進めては世界観に没頭していましたが、途中からは先が気になって気になって一気に読み進めてしまいました! ヒロインの穏花ちゃんは、棘病の進行を抑えるために吸血族の美汪の傍にいるようになったけれど、少しずつ彼に心を惹かれていって。美汪の方も、穏花ちゃんにペースを乱されながらも、それをどこか心地よく思っていて。 二人の心が暴かれるまでがもうドキドキでした。耽美的な文章で美しく表現されているから、どっぷり世界観に浸れます(*ノωノ) 穏花ちゃんの病気を完治する方法。 穏花ちゃんと美汪の関係。 この二点を軸に物語は進んでいきますが、その中で、人間が目を背けておきたい部分にも触れ容赦なく突きつけてくるところも、作品の魅力です。 でも読み進めて行くうちに、二人が笑顔で一緒にいられる方法があるのか、ひょっとしたら胸が痛くなる結末が待っているんじゃないのか……読んでる間はずっとハラハラドキドキで、ラストまで心が落ち着かなかった~っ!(。>д<) 読み終えた今、充足感でいっぱいです! タイトルの意味にも、要所要所に張られた伏線にも、もう感服しました。とても面白かった! キャラクター達もみんな魅力的で、掛け合いもとても面白かったです。 特にアベル君とヨハン君、お気に入りでした(* >ω<)♡二人も幸せでいますよーにっ!
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ゆ、雪翅しゃん……!! なんという素敵なレビューを!! って私も読み終わったら絶対感想送るぞー!と思っていたら先を越されたという…(*゚▽゚)ノ笑 いつもたくさんペコメくださって、最後まで読んでくださっただけでも嬉しいのにこんなに感情のこもったご丁寧なご感想いただけるなんて感激です😭✨✨ こちらの作品は耽美でシリアスな雰囲気にチャレンジしたくて書いた作品なので、その雰囲気が伝えられていてよかったです。 私の作品は必ずどこかに闇的な要素が入ってくるのですが、暗いことをただ重苦しく描くのはあまり好きではないので、その中にも恋の甘さやコミカルなシーンを盛り込むようにしている(つもり)です。 人が普
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リーフちゃん、こんにちは~♪ ふふふ、先越しちゃった(・∀・)テヘ 途中から続きが気になって気になって、一気に読み進めちゃいました! 美汪が人間に感じてるエゴとか愚かしさは、作品を通して読者にも問いかけられてるみたいで、そこがすごく胸に刺さりました。穏花ちゃんとの何気ないやり取りの中からさりげなく出てくるから、ドキッとさせられることが多かったです(*ノ∀`*) なんとなく、「最後、二人が笑顔で寄り添っていられる方法はあるのかな……? もしかしたらそんな方法ないんじゃ……?」って本当に不安でいっぱいで、クライマックスでは涙ぼろぼろだったから、ラストに辿り着けた時は本当に安心しました! 本当によ
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