三朗.G

『それ』の在処は……。
失くしたものを確実に見つける事が出来る、魔法の首飾り。主人公のアリエルさんは売れない占い師でしたが、その首飾りを手に入れた事で、絶対的な力を得る事になります。 ただ、どんな時代、どんな世界でも、そういった力を突然手に入れてしまったヒトは、最終的には不幸になってしまう……その可能性が非常に高いですよね。 なので、「アリエルさんは、いったいどうなってしまうんだろうか……」と心配しつつ、どきどきしながら拝読させていただきました。 この物語で1番印象深かったのは、やはり謁見の間でのシーンです。 なんでも見つける事が出来る首飾りのハズなのに、どうして……? とモヤモヤしていたのですが、納得感&インパクトのあるオチが用意されていて、思わず「そういう事だったんだ!!」と独り言を言ってしまいました(笑)。 また、ラストはすべてが綺麗に繋がり、スマートにまとめられていて、とても素晴らしかったです。 楽しかったです。トピックへの参加、ありがとうございました!
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三朗.Gさま このたびは、お読み下さりありがとうございました。 そうなんですよね、驚異の力を手に入れてしまったという時点で、アリエルの運命が暗い方へ転げていくのを予感してしまうので、そこでラストが予測ついてしまい、読むのを止められてしまわないか、ちょっと不安な思いで書きました。 ですが、そこからラストまでドキドキしながら読んで下さったということに、ホッとしております、感謝です。 ラストのオチは、皮肉で仄暗いものですか、お楽しみ頂けたようで、それもとても嬉しいです。 素敵なご感想、ありがとうございました。 とても励みになります。

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