吉野衣織

痛烈な社会への警告
……のように思いました。 彼女の怒りを解体して、「場」は正常化されて、 淀みない時の流れに組み込まれるのでしょう。 仕事人が見せた「情」に救いを感じつつも、 意思疎通を図ることの出来ない次元に生きる彼女の、 救われない怒りに、悲しさを覚えました。 この闇は、きっとこの瞬間にも生まれている。 日本の隙間の、至る処で。
1件・2件
吉野伊織さま、ありがとうございます。エンタメとしては救いがあったほうがいいのだろうなと思ったのですが、人が人に対してできることは限りがあるし、そもそも枚数も足りないし、と。弱者が踏みにじられてる現状はずっとあるし、そのことに我々が無感覚になってはいけないな、という思いは確かにあります。
1件1件
変に救いがあるより現実的で、だからこそ連鎖的に社会を侵食していく怖さのような余韻が残りました。 描写が具体的で、それも怖かったですw
1件

/1ページ

1件