未央柳

言葉選び、表現が素晴らしいです
背景描写が美しく、情景が鮮やかに浮かび、まるで歌声まで聴こえてくるかのようでした。 子供の頃に挫折を味わい、今でも無気力に過ごしていた男の子が、前向きな女の子と出逢い、好きなことを自信を持って「好き」だと言えるようになる。 だけど、一見、底抜けに明るく見えた彼女にも辛い記憶があって…。 それぞれが苦い過去を乗り越えて、前を向いて進んでいく姿が眩しく感じました。 そして、ラストは清々しい爽快感と感動にもっていかれます。 言葉遣いが巧みであるからこそ、心が揺さぶられました。 個人的には、タイトルから繋がるモノクロのくだり(最後のページ:僕の世界はモノクロだった~)が胸に刺さりました。何度も読み返してしまいます。 立ち止まった経験があるからこそ、色は深みを増すのかもしれないですね。 この作品に出逢えてよかったです。ありがとうございました!
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未央柳さん 最後まで数々のスタンプやコメントで応援してくださり、その上このような大変素敵なレビューまで、ほんとうにありがとうございます!! ラストのページは特に一文一文こだわって何度も推敲して仕上げたので、気に入っていただけてすごくうれしいです!! 未央柳さんからいただいたご感想を糧にして、良い作品が書けるように今後も精進してまいります。 最後までお付き合いいただき、ほんとうにありがとうございました!!
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