葛西竜哉

洗練された上質な大人の童話
タイトルから、毎月ごとの物語りがあることは、早い段階で分かるのだが、二月、三月を読んでいる辺りで、この先にはどんな物語が出て来るのだろうかと、期待に胸が膨らむと同時に、自分ならどんな話を創造するだろうと考えてみた。が、しかし、全てを読んで、自分にはこんな話は創造出来ないと、改めて大きなため息を吐くこととなった。さすがプロ作家、物語りと構成、全てが完璧で、読後の満足感は、「大迫」以上にハンパナイ。完敗です。

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