一気読みさせていただきました。
【物語は】 恐らく小さな失敗から始まるのだと思う。 そして、この結果を招いたのは自分だけのせいではないという事。 【日常に起こりうること】 恐らく、学校側にまず問題があるともう。公平の大事さを学んだ作品である。なぜ公正、公平が大切なのか?  そして日本にある文化を学ぶことの大切さ。世の中はいつでも、いつの時代でも変わりゆく。しかし、国民性というのはなかなか変わらないものなのだ。島国であるが故の感覚。そして、いじめとは自分が標的にならない為に加担するという特性があるという事。それを食い止めるのは親のしつけであり、公平な学校側。そして文化を学ぶこと。決して多様性を否定しているわけではない、しかし集団生活においては大切なものもあるという事。 そして、一人一人が他人を思い遣り、相手を尊重すべきだという事。 【感想】 胸が苦しくなる内容でした。イジメなどという生易しい言葉が使われていますが、これは犯罪でしかない。言葉は簡単に人をおいつ詰めることが出来る。親が子を信じられなくなったら終わりだし、教師は常に公平でなければならない。しかし、それが出来ていないのが社会だとおもう。 Twitterでもしょっちゅう胸が苦しくなる記事を目にする。日本は謙虚さが称えられる国ではある、謙遜しなければならない。しかし、それは日本独特のものである。特に関東地方はそれが顕著な気がします。 本当に悪なのは、他人を思い遣ることのできない者たちなのに。 あなたも是非、一度読まれてみてください。言葉は簡単に人をこ ろすのです。使い方を間違えればそれは、人ご ろしと変わらないということを。
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ありがとうございます。 もう何度も何度も繰り返し読み込みました。 今後もきっと、何度も読み返すと思います。 こんなに丁寧にレビューをいただき、感謝しかありません。 いじめっ子が悪いのはそうなんですが、いじめはいじめっ子といじめられっ子二人では成立しないと思ってます。 一人「誰かのせい」ではなく、社会の問題として読み込んでくださったことに、何よりも感謝します。 このケースもそうですが、「死」に至らないとイジメとして認められない事が多々あります。 また、自殺しても「いじめとの因果関係はない」と主張する教育関係者は多いです。 それもまた、「世間」というイジメに怯える大人の保身なのだと思っていま
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凄く気になってしまい、一気読みさせていただいたのです。ホントにいじめ問題は学校だけでなく、社会の問題なのだと思います。 イジメにあったら、通常守ってくれるはずの大人は誰一人として守ってくれない。それがこの社会。根底から変えないことには変わらないとおもいます。
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