浅果好宗

切なくなる
切なくなる時間の相違。家族が離れたのだと言い聞かせながら、その結末は穏やかなものでした。 SFであるのに、タンポポの黄色い色が鮮やかに目に現れます。 仲間を、家族を、置き去りにして自らだけ進まぬ時間を過ごすというのは、恐怖すら感じます。 それでいてもこの作品の人々は時間が切離そうとするものを必死に手繰り寄せた。 人の優しさが滲みます。 ちょっと涙も滲む物語でした♪
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浅果好宗さんへ こちらでも失礼致します。 最初は『父と娘』のコンテスト用に考えていたので、バッドなオチにするつもりでした。 『ねぇ、覚えてる?』と問い掛ける雰囲気が優しく思えたので、書き変えて良かったかなと感じています。 タンポポの黄色は、記憶の紐付けとして印象付けたかったので、鮮やかに目に現れますの言葉は嬉しいです。 こちらにも目を通して頂き有り難うございます。
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