船木千滉

22歳で大学を出て、一流企業へ勤めて、それから30年が経った今、 製品出荷前には必ず、自社プログラムで検査結果証明書を出して添付、 その基本ルーティンが偽装だと言われて、今更どう反論するのだろう? その新入社員も、今はもう50代になり、肩書がついているとしたら、 いったい彼のこれまでのサラリーマン人生は、何だったのだろうか? かつてある大手の倉庫管理者は、納められたボルトを検品するのに、 ドンゴロス(麻袋)に手を突っ込むだけで、すぐⅯ8かⅯ10の違いを 読んだ。(=見ないで分かった)ある船具屋の親父は、毛布を前にして、 手触りだけで厚みや等級を判断した。今更そんな時代にはならない。 でも、きっと仕事は楽しかったに違いない。いったい一流ってなんや? 船木  
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分からにくいのが、20と22( ˘- з-)

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