すべてに意味がある
Web小説の書き手の中には、書籍化を目指している方も多いと思うのですが、そういう方は是非この小説を読んでいただきたいと思いました。 文字が文章になり物語になり小説になり本になり、夢を与える。その一つひとつ、例えば文字ひとつにある夢さえこういう世界観を持って描かれれば、なんて素敵なものに毎日触れていれていると認識できるのか、と。全てに意味がある。それを忘れちゃいけないんだな、と。 この短編小説を読んで、読み手の私は読書中にとても素敵な夢をみさせてもらってるなあ、と思いました。素敵な時間をいつもありがとう。 SF作品ではありますが、ファンタジックな世界観を冒険しているような構成で、とてもワクワクします。近未来なのか別世界なのか、新常識に慣れている主人公と不思議な少女との異世界の冒険はとても緊張感に溢れ、ラストシーンに「その後」を感じる描写に心地よい読後感までいただきました。 控えめに言っても最高。 これは本当に良い短編小説でした。
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