狛江季理

稍の母親視点
一言で言ってしまうと、ダブル不倫の果てに駆け落ちした2人の話ですが、その背景はどんなものだったのか少し垣間見た感じです。 結婚して子供も生まれた後に運命の人に出逢ってしまった、となってますが、その時のみどりの心には確実に隙間があったよね…。夫に不満があっても、子供がいることで踏みとどまれる人が殆どかもしれないけど、踏みとどまれなかったんだなぁと思いました。それから20年以上、籍も入れれないまま表面上は夫婦として生活してるんだから、確かに運命の人だったと言えばそうなのかもしれないけど。 自分の子供より、自分の感情を優先させる気持ちは私には理解出来ないけど、そういう生き方を選ぶ以外無かったのかなと思うとやるせない気持ちになります。
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狛江季理さま 拙作を丹念にお読みくださり、ありがとうございますm(_ _)m まぁ、誰が見てもみどりと洋史は身勝手以外の何物でもないのですが、やはり「出逢ってしまった相手」なので仕方ない、と当人たちは思っているため「一般常識」の向こう側の決して相入れない場所で生息しているようです(苦笑) たぶん世間の大多数の人たちが納得できる「正解」は、夫とも浮気相手とも別れて二人の娘を引き取りシングルマザーとして力強く生きていく、という選択肢ではないでしょうか。つまり、「女」である部分を捨てて「母親」としてだけ生きていくというものです。 そして、それが娘たちへの「罪滅ぼし」になるという考えからであると

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