百合紫陽

勇者、実は別の異世界の魔王でした!?魔王が魔王を倒すという異色設定が秀逸!
魔王として生きてきたクリス。 しかしひょんなことから別の異世界に召喚され、勇者に選ばれてしまうという斬新な設定に、まず度肝を抜かれました。 タイトル回収が早い。どういうことなの……(好きです) クリスが聖剣を抜いた後、そっと台座に戻すシーンは本当に笑ってしまいましたし、聖剣は自己主張が強すぎて笑う笑う。ちょこちょこ入ってくるギャグセンスが大変に秀逸です。 魔王が異世界でその世界の魔王と対峙するという、頭がこんがらがりそうな設定かと思いきや、そんなこともなく。するすると読めました。 また、クリスが異世界の魔王と対峙するのも、部下たちの処遇改善を要求するためという人の良さが滲み出る理由で、好感しかありません。クリス、それが君が王たる所以だよ……! 一般的な魔王のイメージを払拭する、面白い作品でした。 今後、物語がどう進んでいくのか、とても楽しみです! 今回は素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございました🙇
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この作品は魔王という存在をどれだけかけはなれた人物にしようか楽しんでいるところがあるので、そう言っていただけてよかったです!(*^^*) こちらこそ、素敵なレビューをありがとうございます!.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.
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