春−Syun−

オリジナリティ溢れるファンタジー作品
レビュー企画にご参加いただき、ありがとうございます。 一カ月程早いですが、以下、185ページまでの“お世辞抜きで良かった点”を書かせて頂きます。 <良かった点> ・細かい所まで設定されている。 “守村掟”や“黒龍信仰”など、せせり様独自の世界観や設定を落とし込めていて、非常に面白かったです。 忍び物は特に、人気なアニメがある分、設定が被ってしまう(又は、影響されすぎて誤った忍者像を自覚無しに作ってしまう)などが偶にありますが、せせり様オリジナルの“忍び”がとてもカッコ良かったです。 ・心理描写が細かい 他の方も感想を書かれていますが、細かくリアルな心理描写でした。 特に、自分は後半の蘭の描写がとても好きです。 幻影とのやり取りや、彪刃へ怒鳴った所など、主人公だけではなく主要人物の成長も見れて面白かったです。 ・続きが気になるストーリー せせり様オリジナルの設定だからこそ、続きが気になる作品でした。 (ネタバレになるので詳しくは書きませんが) リアードとハルベルが何者なのかから始まり、彪刃の父親、秀人の秘密、彪刃の決断など…… 謎がわかってからの次の展開がとてもスムーズで面白かったです。 そして185ページの終わり方も気になりました。 企画内の『個人的に気になった点』については、作品に影響が出ないよう、アカウントのコメントに記載させて頂きます。 準大賞を受賞した作品という事で、作品の入りや戦闘描写など自分も大変勉強になりました。 完結までまだ先かと思いますが、これからも執筆頑張って下さい! 素敵な作品をありがとうございました!!!
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