最近公募向けの長編作業にかかりっきりで更新が一切できておりません。 仕方ありませんね、夏と言えば夏眠をすることでお馴染みのハイギョの話でもするしか無いです( --)゛ ハイギョは肺魚と書きまして、肺呼吸する魚です。 エラもあります、幼魚の頃にはウーパールーパーのような外エラが体の外にちょこっとあったりして超かわいいです。 オーストラリアに一種、アマゾン川に一種、アフリカに四種がおりまして、夏眠するのは主にアフリカハイギョです。 アフリカハイギョはなおのことかわいいもので、プロトプテルス・ドロイなど、つぶらな目に口角も上がって、変な触手みたいな細い腕のようなヒレをちょこちょこ動かしてる姿は、まるで妖精のようです。 いや、妖精のように見えるのは一部の魚類ヲタの変質者だけかもしれません、謹んで訂正致します。 まぁそれはともかく、アフリカハイギョが生息する地域には明確な乾季と雨季があり、夏の乾季の間、川は干上がり魚たちには非常に厳しい環境となるため、ハイギョは体表から粘液的なものを出して周囲の泥と混ぜ合わせたマユを形成して、その中で仮死状態的な夏眠に入ります。 フリーズドライみたいなものです。 水をかけると元に戻って動き出すんです。 現地では家の壁に泥を使うため、ハイギョが夏眠している泥をそうとは知らずに壁に塗り込んで、雨が降ったら壁からハイギョが出てきて人もハイギョもお互いギョギョッ、みたいな話はあるあるです。 ただしハイギョは食材としての需要もあるため、最大で二メートル近くにもなる巨大ハイギョなどが出てきたら、このギョギョッはむしろ嬉しい悲鳴、当のハイギョにとっては辞世の句になります。 昔飼っていたことがありまして、一部の異常者はわざと泥の水たまりなどに置いて意図的に夏眠させる実験とかやっているようですが、私はただただ我が子としてバイト代の全てをつぎ込んで育成致しておりました。 いや、それもまた愛情と呼ぶか変態と呼ぶかは人それぞれですか。 しかし思い出したらなんか眠くなってきました。 あんなにかわいがったのに二年程度で天に召されたことを恨んでいるハイギョの呪いなのか、夏眠に陥りそうです。 どうなるかわかりませんがとにかく寝てみます。 何があったのかは、次回のつぶやきで明らかになることでしょう。 じゃ、おやすみなしぃ( --)ノノ あ、ところでさっき流星群の流れ星見たよ☆
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家の壁からハイギョ…日本では考えられないですね。 イモリ、サンショウウオと同じ分類ですか?  ウーパールーパー世代には可愛く見えるかもしれません。 ためになる話をありがとうございました。m(_ _)m
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ありがとうございます◆ ハイギョは魚類なのですよ、シーラカンスやピラルクと同じくの、いわゆる古代魚です( ーー)゛ 大きな熱帯魚屋や珍しい淡水魚も扱う水族館などではもしかしたら見かけることもあるかも知れません( ーー)ノノ
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