ともなり

別世界へ行くお話(そこに甘えは無い!)
異世界に行くと行くという事がどういう事なのか、ファンタジーは何たるか、読者に甘える事も媚びる事も無く逃げもせず真正面から描かれています。 巧みな描写は後に何が起こるのかをさりげなく読者に伝えたり、その場が一体どういった空気であるのかをの如実に描いています。 魅力的なキャラクターも多く、動物好きにはたまらないシーンもあるかも。 自己に否定的だった主人公が生まれ変わる様に本来の気質や力を取り戻していく過程は静かな驚きと感動を感じるでしょう。 新たな人間関係の構築にも無理が無く、様々な出来事を経て信頼が生まれて行くのをつぶさに見る事が出来ます。 そしてこの物語の根幹たる存在セルシア。ぼっち系だった少女が全く違う文化を持つ地でそれをどう見、どう受け止め、どう解釈し、そしてどう向き合うのか。 クライマックスに立ち会った読者はまずその情報量の多さに圧倒されるでしょう。湧き上がるさまざまな感情の数々が受けとめきれず、眩暈さえ感じそうなその状況に言葉を失うでしょう。 文字を通じてこれを体験する機会はなかなかないと思います。
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ありがとうございます<(_ _)> 私にとってはこれ以上ない高評価に、目の前がきらきら致しました。 既存の異世界を使わない。 それを唯一ルールとして書いていますが、これが読者に負担を強いるものであることから、どれほどの方が最後までお読み下さるだろうかと不安に思っていました。 それだけに、こういった感想まで寄せて戴けることは、本当に本当に嬉しいです! 改めて、ありがとうございます!
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ああっ!!誤字発見! 『異世界に行くと行くという事が』は「異世界に行くと言う事が」 の間違いです!!大変失礼しました!!
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