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「父と娘」エピソードコンテスト(https://estar.jp/official_contests/159614)で、拙作「三年たったら・・・」を佳作に選んでいただきました。 お読みいただいたすべての方に感謝申し上げます。 何年も前に書いた作品の中に「父と娘」をテーマにしたものがあったため、改めて加筆修正してエントリーしてみました。 実は同じ作品を修正してコンテストに参加したのは二度目で、最初のバージョンを含めると三度のチャレンジでようやく日の目を見たことになります。 「この人物、必要なのかな」「このシーン、いらないかも」 と、チューニングすると削ぎ落とすブロックがどんどん増えてしまいましたが、逆に、文字数が余ったからここの描写を増やそうとか、ちょっとした伏線を入れてみようとか、前向きに修正することができました。 何が言いたいのかというと、「新作もいいけど過去作も大事ですね」。 新作を書くことも大事だけど、一旦書き上げたものもどんどん修正してみるべきだと感じました。実際に直してみて、人物像や世界観の解像度が高まっていくのを実感しましたし。 今回は「夢をあきらめきれない女性の話」なんですが、バージョンによっては目立たせている要素がちょっと違っているので、読み比べてみるのも一興ですね!(最後の最後に宣伝とはね) バージョン1「爆弾発言(仮)」(https://estar.jp/novels/25339522)時限爆弾というギミックに自己満足しちゃったのと、独白のテイストがちょっと固定されていない感じ。 バージョン2「お父さんの時限爆弾」(https://estar.jp/novels/25677117)キャッチ―なタイトルが思いついたことで、そこで安心しちゃったパターン。時限爆弾の意味を深めようと、あまり求められていない部分を頑張っちゃった感じ。 NEW!→バージョン3「三年たったら・・・」(https://estar.jp/novels/25829975)テーマに則して父と娘の関係性を際立たせてみました。だからタイトルから「爆弾」も思い切ってカット。カットしたことで、爆弾要素に変にこだわることなく、登場人物の個性を書くことができたような気がします。 欲を言えば、佳作よりもっと上がよかった!次こそがんばります!
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