yuーchi

主人公の気持ちをゆっくりゆっくり丁寧に書かれた作品です。
偶然の再会でしたが再会を喜ぶ倉岡くんと反対に何とか逃れようとする真尋くん。そして更にスポセンで知り合った池本さん。この三人のトライアングルラブが始まります。誘われるまま倉岡くんと同居しこれまた誘われるまま池本さんと遊ぶ真尋くん。どちらも好意を持ってくれているのを読んでいて感じましたが何しろ真尋くんは自己評価が低くて。何となく流されてしまったり言われるがままだったりじれ焦れの展開が続き何度ハラハラさせられたことか!倉岡くんも池本くんもほっとけないんだよなあ、きっと。構いたくなるものがあるのかな。真尋くんの意思がどこにあるのか気になるとこでしたが徐々に明らかになっていきます。しかし、そこで大きく立ちはばかるのが「自分なんて…」という気持ち。ここでもやはり自己評価の低さが露呈してしまいます。好きなはずなのになぜ…。そんな真尋くんを見守りつつ倉岡くんも悩みます。そして池本くんの存在。 その後ピンチを迎えてハッキリした自分の気持ち。根は真面目な真尋くん、きちんとケジメをつけて対等でいたい気持ちもあったのかな。不器用ながら少しずつ自分の気持ちと向き合い、進んでいく様子に愛おしささえ感じました。 優柔不断なとこもあり歯がゆくなることもありましたが真尋くんにはこの時間が必要だったんだろうなあ。作者さまが真尋くんの心をゆっくり育ててくださいましたね。ホッと安堵感がある結末でした。
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yu-chiさん、こんばんは! 毎日読んでスターもぺコメも下さって、ありがとうございます!! 本当に支えてもらってます!(^^)! そして的確過ぎるレビュー、めちゃくちゃ嬉しい~ww 読者さまは真尋の劣等感をじれったく思うだろうなと予想しつつの連載でした。 幼なじみの立場逆転と劣等感、現状からの脱却など、恋愛とは別の葛藤シーンも多かったのですが、最後まで、真尋の成長を見守っていただいて、本当にありがとうございましたm(__)m これからまだ特典載せますので、ぜひご覧ください!
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